息子がまだ言葉も思うように言葉も出せなかった2歳児のころ。
私が毎日のように悩んでいたことが【息子の叩き癖、お友達に手が出てしまうこと】でした。
毎日本当にハラハラして、疲れて、そして同じようなことを悩んでいる人がいないかいつも知りたくてググってました。
結論から書くと、当時お友達を叩きまくっていたあの2歳の宇宙人は、現在お友達を叩かない、非常に友好的な小1宇宙人へと進化を遂げました。
お友達に手が出ることについて、私なりに考えた理由
2歳の頃の息子の叩き癖は、本当にひどいものでした。
ある時は、公園でお友達と出会ったそばから一発お見舞い。ある時は、おもちゃの取り合いからの顔面パンチ。
実は、私自身ずっと引きずって落ち込むようなことも起こりました…
いつも息子の近くに張り付いていて、手が出そうになったらパッと止めていた私でしたが、
ある時、狭い遊具の中に息子が入っていき、そこへ別の子が反対側から入って行ったのです。
当時、私は下の子を抱っこしていたためにその遊具の中に入って行けず、息子は案の定、お友達の顔を引っ掻いてしまいキズができてしまいました。
親御さんに謝ったところ、小さい子のことだから気にしないでとは言ってもらえましたが、
なんとも後味が悪すぎました。
毎日毎日、元気の有り余る2歳児を発散させるため公園や遊び場に行っても、結局私はハラハラしているばかりだし、こんなことは起こるしで、全く心は休まりませんでした。
そんな当時、私が分析した【息子の叩き癖について考えられる理由】は次の3つ。
言葉が出てこないから
お友達に興味が出てきたけれど、なんて挨拶したらいいのか、言葉が出てこなくて、手が出てしまうのかもしれない。
これは確かにそのようで、こちらの番組でも専門家の方々が説明をしていてすごく分かりやすいです▽
https://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2016/660.html
おもちゃの取り合い
お友達を叩いてしまう時のきっかけの一つに、おもちゃの取り合いもありました。
小さな子どもは「かして、どうぞ」がまだうまくできないですもんね。
その他の理由
叩き癖が出てしまうタイミングに傾向があるとしたら、息子の場合は眠くなってきた時でした。
逆に、公園や遊び場ではなく習い事の場ではお友達を叩いたりしなかったです。(かと言って、習い事に集中していたとかそういうことでもなかったですが)
はて…。
私がとった対策
悩みに悩んだ私は、次のようなことをしてみました。
絵本で言葉を教える
当時、息子は保育園などには通っておらず、家で過ごしていました。
公園で、お友達に会うと叩いてしまう理由の一つに「言葉が出てこない」ことがあるのでは?と考えた私は、あいさつの言葉を教えてみることに。
読み聞かせたのは、こちらの絵本。
小さな子どもの「こんなとき、なんて言ったらいいの?」に特化した絵本です。
ゆっくのこんなときってなんていう?おそとであそぼう改訂新版 [ たかてらかよ ] 価格:660円 |
△青いほうがおそと遊びで使う言葉を。
▽黄色いほうはおうち遊びの言葉を。
すっくのこんなときってなんていう?ともだちできたよ改訂新版 [ たかてらかよ ] 価格:660円 |
こどもちゃれんじの教材で教える
こどもちゃれんじの教材に、ちょうどいい教材がありました!
さすがこどもちゃれんじ、長年のノウハウで年齢に応じたトラブルや、ママたちの悩みの傾向がよく分析・研究されていますね。
2歳児特有の「かしてどうぞ問題」について、しまじろうが分かりやすくDVDで教えてくれています。(※当時の教材の内容になります。)
ありがとうしまじろう。
【こどもちゃれんじ】同じようなお友達と遊ばせる
これも実際に私がやったことなのですが、同じ年頃・叩き癖あり・年子兄弟を持つ友人がいました。
「公園に行けば注意してばかりでツライ」とやはり同じ悩みを抱えていたので、
一度3人で好きにやらせてみることに。
結果的に三つ巴の戦いになっていましたが、息子も痛いことをされて泣いたりする場面もあり、
痛いことをされたら、いやだなということをその時少し理解したかもしれません。(とはいえそこは彼のみぞ知る、ですが…)
外出はしばらくお休みして、家で遊ばせる
2歳の頃の息子は、お昼寝から起きてから夜の寝かしつけまでの間に外の光を浴びたり刺激を与えないとスッと寝てくれない状態だったので、
できるだけ公園や児童館、遊び場にいくようにしていました。
ですが、後から振り返ると、神経すり減らしてまで毎日公園や遊ばせに行く必要はなかったかもと思います。
母子が心身ともに健康でいられるのが一番ですよね。
この時期をいつ抜け出せたか?
この悩みがずっと続くんじゃないか…出口なんて、ないんじゃないか…
と思っていた私にも、転機は訪れました。
2歳8ヶ月頃。3歳に近付いて、ほんの少しコミュニケーションも取れるようになってきた頃でした。
ちょうどそのタイミングで保育園に入園するという経験も重なりまして。
保育園でも、毎日お友達を叩いていたらどうしようとかなり心配をしていましたが、
結局入園から卒園まで、お友達に手を出すことはありませんでした。
あれほど悩んだ2歳児の叩き癖は、成長とともに消えていきました。
まとめ
優しい子に育ってほしいのに…
お友達を傷つけてほしくないのに…
というママの心と裏腹に、出てきてしまう【2歳の子の叩き癖】
私は当時「出口のないトンネルはない」という言葉を励みにしていましたが、やっぱり出口を抜けられたみたいです。
読んでくださり、ありがとうございました。