おうち英語で子供にフォニックスを教えたい。
でも、いったいどうやって子供に教えたらいい?
という悩みをお持ちのママさんは多いのかなと思います。
おうち英語というと『教材のかけ流し』を始めとして色々とできることはあると思うのですが、
私は、アメリカの公立小学校に通ったことのある自分自身の経験から子供の英語学習にはフォニックスが大事だと感じているので、
今回はAmazonで見つかるおうち英語にぴったりなフォニックスの教材や本をまとめてみようと思います。
フォニックスとは?
フォニックスとは、アルファベットの文字と、発音のあいだにある【ルール】を学ぶ学習方法です。
英語圏の子どもたちに読み書きを教えるための方法なのですが、
フォニックスを学ぶこと、つまり【アルファベットごとの発音を先に学ぶ】ことによって
知らない単語を見ても読むことができたり、その単語の綴りを書いたりすることが
できるようになるという教育方法です。
フォニックスを学ぼうというときにはやはりフォニックスに特化した教材を使うのが良いと
個人的には感じています。
フォニックスを学ぶことの効果
私は小学校の高学年の時に、父の転勤でアメリカの公立小学校へ転校しました。
現地校には、日本人の生徒は誰もいませんでした。(ちなみに日本人学校にも通わず現地校のみでした。)
アメリカへ引っ越す一年ほど前から「英語の事前勉強をしておいたほうがいいかも」という親の考えで、
日本人の先生が教えている英語教室に入りました。
一年間その教室へ通ったのですが、やはり週に一度、一時間ほど通った程度です。
その時点で覚えていたことといえば
「アルファベットの読み書き、簡単な挨拶や簡単なフレーズ、色とか数字の単語くらい」
という状態でした。
そして現地校への登校初日。
1時間目の初めての授業がなんとスペリングのテストだったんです。
スペリングのテストというのは、先生が英語のワードを読み上げ、子供たちがそれを紙に書きとっていくというテストなのですが、
何しろそんなものは一度もやったことがないし、
日本のテストみたいに、問題が載っているカラフルなテスト用紙ではないただのまっ白い紙を目の前にして、
泣きました…(笑)
隣の席の友達が泣いている私に気がついて、”She’s crying!(この子、泣いてる!)”と先生に言ったのは分かったので、
日本の英語教室で”cry”などの単語は習っていたんだと思います。
多少は事前に習っておいて良かったとは思いますが、もうそれ以外のことは全くわからずちんぷんかんぷん。。
そんなことから、担任の先生による毎日20分ほどの【フォニックス・レッスン】が始まりました。
小学生だったので、他の子たちがワイワイ楽しくしているときに、ひたすら先生について、
「u(ア)」、「cup(カップ)」と発音し、ワークの記入をするのはなかなかの拷問だと当時は感じていましたが、
今思えば、あれはとても大事なことだったと気がついたのです。
それまでは、英語教室で「エービーシー」とアルファベットは習っていたので単語はローマ字読みしてしまうことが多かったです。
たとえばクラスメイトの中にKate(ケイト)という友達がいたのですが、
私は「カテちゃんかな?」と思っていたほどのレベルでした。
フォニックスを勉強してからは、単語の読み方も理解できるようになりました。
Amazonでみつかる子供向けフォニックス教材
それではここからは、フォニックスをはじめて学ぶお子さまにおすすめのフォニックスの本や教材をご紹介していきます。
おすすめ本厳選3冊
おすすめその1:あいうえおフォニックス 英語の母音をひらがな5つで完全攻略! (角川書店単行本)
YouTubeで動画が見られるので、動画も合わせて観てみると理解が深まると思います!
お子さんと一緒に学びたい大人の方にもオススメです。
おすすめその2:はじめてのフォニックス3 母音と子音の基本ルール~My First Phonics Basic~ (はじめてのフォニックス 3)
こちらの本の著者は大人向けのフォニックスの本も出していて、フォニックス教育のプロです。
ちなみにAmazonで見てみると、「大型本」と記載がありますが、普通のB4サイズより少し大きな正方形の本になります。(大型本と聞いて、紙しばいサイズか?!とあわてたのは私だけ?汗)
そしてこの本は「3」がフォニックスのBASICになっていてはじめてのフォニックスの導入にはいちばんオススメなのですが、こんな5冊セットのものもあります。
Alliteration、Rhyming、Phonics(BASIC)、Phonics(Advanced)、Conservationがセットになっています。
おうち英語で教えたいことが網羅されていて、高額教材を買わなくてもおうち英語ができるから、我が家にはありがたい存在です!
おすすめその3:ひとりでできる はじめてのえいご(2) My First Phonics DVD付 (DVD映像教材シリーズ 2)
DVDが付いていることが我が家のニーズにマッチしたので、この本を一番最初に使いました。小さなお子さん向けだと思います!フォニックス学習のはじめのはじめ、におすすめ。
フォニックスを歌で聴く
我が家はAmazon Music Unlimitedに入っているので、ここでも子供向けフォニックス・ソングを探して、かけています。
音楽ならメロディと一緒に耳に残るので、たくさん聴いて口ずさむだけでもいいですね。
月額料金もそれほどかからず、さらに90日の無料体験ができるので一度お試ししてみるのもオススメです。
→ネイティブの英語を楽しく聴く!オススメYouTube&Amazonプライムビデオ
結論:おうち英語に【フォニックス】をぜひ取り入れてみてくださいね
おうち英語でフォニックスを取り入れることは、その先の子供の英語学習にも
大いに役立つと思います!
今後も良い情報があれば追記予定です。