こんにちは!
ブログを始めたものの、思うように記事が書けずに行き詰まってばかりのめいこです。
そんな私ですが最近、竹村俊助さんの『書くのがしんどい』を読んだら
ヒントをたくさんもらえた!またブログを書いてみよう!
という気持ちになれたので、この本をご紹介します。
本の概要
『書くのがしんどい』
著者:竹村俊助
発売日:2020年8月11日
著者について
編集者、株式会社WORDS代表取締役。
SNS時代の「伝わる文章」を探求している。主な編集・ライティング担当作は『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』(水野学)、『ぼくらの仮説が世界をつくる』(佐渡島庸平、以上ダイヤモンド社)、『メモの魔力』(前田裕二)、『実験思考』(光本勇介、以上幻冬舎)など。手掛けた書籍は累計100万部以上。オンラインメディア「note」に投稿した「WORDSの文章教室」は累計150万PVを超える。
引用元:竹村俊助(2020年)『書くのがしんどい』PHP
『書くのがしんどい』を読んだきっかけ
ブログって、本よりも読みやすくとっつきやすい印象があるのに、いざ自分が書いてみると想像以上に難しいんですよね。
簡単そうと思ってブログを始めたというわけではないのですが、
それにしてもこんなにも書けないものかと…日々悶々としております。
「なんで書けないのかな?」
と考えてみたときに思いあたるポイントが3つ、見つかりました。
・ネタがない
・話がふくらまない
・他の人のブログを読んで圧倒されている
私の場合はこの3つが原因かもしれません。
そんなとき書店でたまたまこの本を見かけて、手に取った次第です。
『書くのがしんどい』を読んで得たポイント3つ
ここからは『書くのがしんどい』をブログ初心者の私が読んで、心に刺さったポイントを3つまとめます。
自分の中から生み出そうとしないこと。
何を書こうかと考えたとき、私は「自分の知っていること」「経験したこと」からネタを絞り出している状態でした。
自分の知っていることや経験したことだったら、話が膨らませやすくて書きやすい、
いわば「インプット不要」なところからネタを持ってこようとしていたのです。
この本を読んでいてハッとさせられたのは、
自分の中から文章を生み出してすらすら書けるのは村上春樹氏くらいだとのこと。
おっしゃる通りです🤣
書けないときに見つめるべきは「自分の内側」ではなく「外側」なのです。
引用元:竹村俊助(2020年)『書くのがしんどい』PHP(P.30)
自分の外側の出来事を「取材する」、いわゆる「編集者」スタイルでやっていくと良いよ、
というヒントが得られました。
「編集者」スタイルで取材をするというのはどういうことをすれば良いかということも
本の中でわかりやすく書かれていたので、参考になりました。
読んでもらえると簡単に思わないこと。
これもガツンと突き刺さったポイントです。
ブログを書き始めて、まだアクセスもないのに、
いったい誰をそんなに意識してるんだ自分は!と恥ずかしくなりました。
発信が簡単になっていく一方で、読んでくれるハードルは年々厳しくなっているのです。
引用元:竹村俊助(2020年)『書くのがしんどい』PHP(P.135)
今は本当に誰でも自分のコンテンツを発信できます。
(かつてのmixiすらそんなにハマらなかったこの私だって、ブログしてるくらいなんだから…)
プロの文章も素人の文章もあふれかえっているこの時代には、「読まれる」という自意識はかなぐり捨てたほうがいいかもしれません。
書く力は、後天的に向上させることができると心得る。
「やっぱり自分には、書く能力がないんだ…」
文章やブログが全然書けなくなると、最終的にこういう考えになっていくのですが…
著者の竹村さんは、こう述べています。
一方で「書く」能力は、後天的に獲得しやすいものです。どんな人でも幼少期は書く能力に差はなかったはずです。よって、この本に書いたようなちょっとしたコツをつかむだけで書く力はアップさせることができるはずなのです。
引用元:竹村俊助(2020年)『書くのがしんどい』PHP(P.291)
勇気がわきますね。
話すことが苦手でも、人に強い印象を残さないような人でも、書いたもので羽ばたくことができるよっていうことも述べていらっしゃいます。
少しずつでも、書くことを重ねて行った先に未来が開くかも。夢がありますね。
こんな人におすすめ!
『書くのがしんどい』は、次のような方にオススメです。
・書くネタがないと思っている人
・書くためのインプットをどうするべきか分からない人
・他の人の記事に圧倒されて書くのがフリーズしてしまった人
・Twitterをしている人
Twitterのプロフィールの書き方や、ツイートの文章などについても
たくさん参考になるヒントが載っているので、この点もおすすめポイントです。
これからも、書けなくなって悩んだときには取り出して読み返したい、
そんなオススメの一冊です。