息子ママ、もう、さらピーマンやめて?
と子どもに言われたので、私は小1の壁を機にワーママを辞めました。(※さらピーマン→サラリーマンのことです‥笑)
退職するまでの私は、不規則な仕事でしょっちゅう家をあけていたので子どもたちは寂しがっていました。
現在は退職して3ヶ月。率直な気持ちは…
今回は、上の子が小学1年生になるにあたってワーママを辞めた私が、今現在感じている正直な気持ちと子育て面でのメリット・デメリットを書いてみます。
【2021.01.22追記】正社員を辞めてから1年後、やはりパートで働くことにしました!その結果、子供の習い事の送迎などとの両立ができるようになって親子共々、日々の満足度は上がったような気がします。
ただ、正社員時代と比べて、パート代は当たり前だけど少ないゾ。
という訳で、在宅でもできそうなお仕事を始めてみました。
主婦が在宅ワークで安全にお小遣いを稼げるようになったお話です。
転職に意外と役に立った秘書検定についても書いてます。
小1の壁って何?
出産し、保活を経てやっと我が子を入所させ、仕事に復帰。それから約6年。
ワーママにとってドドーンと立ちはだかるのが「小1の壁」問題。
保育園、幼稚園に通わせていた時とは1日の動きが変わり、仕事との両立のために調整しなければならないことが色々とでてきます。例えば、こんなこととか…
- 子供が自分で通学するようになる
- 帰宅が早い
- 宿題がある
- 夏休みなど長期休暇がある(幼稚園には夏休みあるが、保育園は8月も通常やっている)
- 振替休日や学級閉鎖がある
- PTAなど保護者の活動が増える
- 連絡事項は、連絡帳を通して知る(先生に会わないので、必要事項は子どもを通して知る)
小1の壁で実際に退職するワーママはどのくらいいるのかをリサーチしてみたところ、やはり子供が小学校に上がる年齢の母親の就業率は下がるようです。また、これまで正社員だったところ就業形態をパート等に変えたり、ということも発生しているようですね。
退職して後悔を感じる時
小1の壁と聞いて、なんとなく「大変そうだな…」なんて他人ごとのように捉えていた保育園時代。
我が家は、長男が小学校に上がる直前の3月末に私が退職するという結論に至りました。
いろいろなご家庭があると思いますが、例えば我が家では私が夜勤や出張が多かったので夫や実家を頼らざるを得ませんでした。しかし、夫も実家も仕事があるため(しかも時短勤務ではない)、朝7時台〜19時や20時頃まで開所してくれている保育園に頼ってなんとか回しているという状況でした。
実際に小学校に上がってみると、あのまま仕事を続けていたらやっぱり大変だったかもな…と感じる局面が何度かありました。
そして何より、保育園のありがたみをひしひしと感じましたね…!涙
そして、自分のキャリアのことを考えると後悔もあります。
正社員として築いてきたものがゼロになった感覚は大きいです。リセットされた感覚というのか…
子どもが小さい今は良いですが、子どもに手がかからなくなったときに、経済的なことだけではなく本当に自分には何も残らないのではないか?と不安になることもあります。
そしてそして余談ですが、通っている小学校を見る感じ学童利用の子供たちがすごく多いので、働いているママはとても多いはず。皆さん時間などきっと上手に調整しながら働いていらっしゃるのですね。
小1の壁で退職して得られたメリット
長男が小1になるにあたって退職した私が、日々実感しているメリットはいくつかあり、大きく分けると以下の三つです。
子どもの精神面
小学校に入学すると、これまでとは生活リズムも環境も変わるので子どもが精神的に辛くなったりしないかどうか?というところをずっと不安に思っていました。小学校に上がると不安定になってしまう子もいるという話を先輩ママから聞いたことも気になっていました。
私の場合は夜勤があったりとさみしい思いもさせていたので余計に心配でしたが、結果としてやっぱり子ども本人は、「あの時は(ママが仕事でいない夜)さみしかった。」と振り返って話すことがあるので、今はこれで良かったんだと私は思っています。
夫から見ても、最近長男は性格が丸くなり落ち着いたように見えるとのことなので、ママが家にいつもいるようになったことの影響も少しはあるかもしれません。
子どもの健康面
子どもの健康面でのメリットの一つとして、私自身が子どものちょっとした風邪症状に気づいた時に慌てなくなりました。
仕事をしていたときには「げっ…明日仕事だし、どうしよう。」ということが真っ先に頭に浮かんでいたのですが、今は子どもの身体の健康状態を中心に考えたり動いたりすることができます。
また、帰宅後の「はい夕飯食べて!次お風呂!はい寝るよー!」というバタバタした時間がなくなり、子ども共々、ゆっくりと過ごすことができるようになりました。
子どもの学習面
1年生の最初の頃の宿題は、大人から見たら、めちゃくちゃ簡単…なのですが、何しろ始めは問題文すらちゃんと読めなかったりするので、本当に手がかかります。
だからといって、ここで本人が勉強が嫌いになってしまうのも、困りますよね。
我が家の息子は、宿題が終わるまで見張っていないと脱走してしまうので汗、
今このタイミングで家庭学習の習慣を身につけておきたい、という意味では、
母として自分でフォローできるのはメリットかと思いました。
小1の壁で退職して感じたデメリット
私が現在感じているデメリットは二つあります。
学童が魅力的!?
私が子どもの頃は、まだ学童に行っているお友達のほうが少ないくらいでしたが、今は全然違います。
結局、ママが毎日家にいるという生活に慣れた長男は今や「学童に行きたい」と言っています(笑)放課後に学童に行くお友達が多いので、一緒に遊びたいようです。
放課後の過ごし方に悩む
学童に行かないとなると、帰宅後の午後15時、16時頃から暇になります。体力の有り余る元気な1年生を毎日どう過ごさせるかは悩むところでもあります。
結局、習い事のない日や、友達とも遊べない日はものすごーくメリハリのない時間を過ごすことがあり、それもどうかなぁという感じです。
結論:退職だけが選択肢ではない
というわけで、小1の壁で退職することにはメリットもデメリットもあることと、それでも学童など利用できるものを利用すれば退職せずに仕事を続けることも十分可能だということがわかりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。